左翼って?右翼って?
政治思想によって左翼・右翼という分け方をすることがある。
よく目にするが、いまいち意味が分からないという方もいるだろう。
あらためて意味を考えてみようと思う。
ご存知の方も再考の機会になれば幸いだ。
とは言ったが、他のサイトや辞書などで数多語られている内容なので、よそを読んでも分からないという人でも理解できるよう、できる限り分かりやすく書いてみたいと思う。
まず、何が左で右なのかについては、フランス革命後の議会で議長席の左側と右側をそれぞれ思想の異なる勢力が占めたことが由来で、単に議長席から見て左か右かというのがもともとの呼び方の由来だ。
その時たまたま左側に座った人たちが平等や福祉や平和をとなえていたので現在も同様の主張を持つ人たちは左翼。いわゆるリベラル。
右側は保守や愛国を主張する人たちが座っていたので、現在も同様の主張を持つ人たちを右翼と呼ぶ。いわゆる保守派。
いささか省きすぎたが、大体このような認識でいれば大きく外すことはないだろう。
これに該当しないケースなどは他サイトで調べてほしい。
端的に言うと、主義主張が同じなら国境はいらない。仕事は皆で分け合って、皆同じ給料をもらうような仕組みにしようという人たちだ。
右翼は資本主義を守り、国家主義や民族主義、国粋主義を支持する層が多い。
これは、今ある国同士でそのまま国境を守っていきたい。仕事はがんばって働いたり頭を使えばその分儲かるシステムが良いという人たちだ。
皆様はどちらが良いだろうか。
よくレッテル張りにも使われる「右翼」「左翼」なので自分をそのように定義することは抵抗がある方もいるかもしれない。
しかし、自分の生活に関わる話と思えば、どちらが良いかくらいの意識は持っておいて、投票する時にでもおおまかに「この候補は左右どっち寄りの考えだろう」というひとつの基準を作ることも必要だろう。